子どもに聴かせたい歌「紅葉」
子どもに聴かせたい歌が
たくさんあります。
言葉一つひとつ
発音一つひとつ
メロディ一つひとつ
音の響き一つひとつ
それを体に染み込ませてあげたいと、
日々歌を歌います。
その中でも、今日は
唱歌「紅葉(もみじ)」について。
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作詞:高野辰之、作曲:岡野貞一
秋の夕日に照る山もみじ
濃いも薄いも数ある中に
松をいろどる楓や蔦は
山のふもとの裾模樣
溪の流に散り浮くもみじ
波にゆられて はなれて寄って
赤や黄色の色さまざまに
水の上にも織る錦
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これは、妊娠中にふと口をついて
出てきたときに、何故か
涙が止まらなくなった曲です。
ただそこにある情景を
歌っているだけなのに、
どうしてこんなにも豊かで
リアルで心地いいのかと。
人生のいろんなことや
自分という人間性のあらゆる面を
一旦「それでいいんじゃない?」
と思わせてくれるような
気分になります。
作者の「高野岡野コンビ」の曲は
他も大好きです。
季節外れですが、
そんな気分だったので
書いてみました。